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2009年9月

2009年09月29日

カテゴリ:武藤康浩

 

シルバーウィーク

武藤康浩

自分はお盆休みに仕事があったためシルバーウィークに1人でお墓参りに行ってきました。自分以外の家族はお盆に行ったからです。

父方の祖父、祖母のお墓参りに行ったのですが、どちらも自分が産まれる前に亡くなっていて1人で行っても意味があるのかなと思ったのですが、たぶん喜んでくれていると思います。(笑)

 

2009年09月24日

カテゴリ:工務小屋

 

墓参り

以前ブログに書いた先祖の墓参りにシルバーウィークを利用して行ってきました。両親共に石川県の出身で父は前田利家で有名な加賀市、母は能登半島地震でちょっと有名になった穴水町。どちらにも当然のことながら感謝の気持ちをもって参ってきました。正直墓参りは義務だから仕方なくって思いで以前までは行っていましたが今では行かねばならんという思いになりました。遅ればせながらようやく私も大人になりかけたようです。お恥ずかしい・・・

 

2009年09月23日

カテゴリ:ボスの部屋

 

いよいよ耐震等級3の住まいづくり始動!

横山宏章

ボスの横山です。

この度、三恵住宅では、在来木造の土塗り壁住宅で、耐震等級3を獲得するめどがつきました。住宅の性能表示に詳しい方は「それがどうした?」と思われる方もいらっしゃると思います。確かに性能表示で一般的に行われている構造計算方法(壁量計算+耐力壁の配置バランス+床倍率のチェック+N値計算による接合部のチェック)という方法では比較的簡単に耐震等級3(震度6強~7で住宅が受ける力の1.5倍の力がかかっても倒壊しない、そして震度5強の地震の1.5倍の力が加わっても損傷しない)という性能値を確保できます。

しかし、かっこの中の文章をよく見てください。ここには、震度6強~7の震度の時、損傷しないということは触れられていません。

そうなるためには、住宅にかかる震度5強の力の1.5倍の力が震度7に働く力より上まわっていれば大丈夫でしょう。

そうでなければ、耐震等級3の性能値の住宅は、震度6強~7の地震に見舞われたとき、倒壊はしませんが、重大な損傷がでる可能性が残ります。その後、もし大きな余震がこの建物を襲った時はどうなるのでしょうか?

私は、岐阜県の被災建築物応急危険度判定士という資格を持っていますが、地震によって大きな被害が出ると、2次災害を避けるために私たちが現地に行って、建物の危険度を判定する作業を行います。その時危険という判断を下されますと、多くのケースは行政より取り壊し命令がでます。そうなればせっかく多大な資金を費やして人生をかけて建てた住宅の資産価値が“ゼロ”になってしまいます。下手をすると借金だけが残ということになりかねません。

事実私は、能登半島地震のあとに、外観が遠目にはしっかりして見える立派な住宅に危険という赤紙が貼られた建物を何件か目にしました。

ここに一つ興味深いデータがあります。それは、地震の規模の大きさを表すマグニチュード(以降Mとします)という数値です。震源地から同じ距離にある同じ場所ではMが高ければ震度も確実に上がります。そしてMが1つ違うと、そのエネルギーの規模は31倍違います。

つまり、M6とM7では規模が31倍、M6とM8では31倍×31倍=約1000倍違うのです。その違いを考えた時、震度5の1.5倍の力がが震度7の力を超えているのかとても心配です。

ただ、勘違いしていただきたくないのは、この性能評価方法が間違っているということを言いたいわけではないです。もっと重大な事は、一般的に性能表示をされているマンション等を除く戸建住宅が、僅か10%程度しかなく、いわんや等級3を確保して建てられている住宅がいかに少ないかという事です。これが今の一番の問題点であり、その問題解決のために、どのようなやり方であれ、決められたルールにのっとり、まず住宅の性能表示を行うことが最重要課題だと思っています。

ただ、私たちが取り組んでいる構造計算方法は、そこを一歩進めたものです。それは許容応力度計算法とう方法で震度6強~7の時に部材一つ一つにそして接合部一つ一つをチェックすることで倒壊しないことを確認し、それに加えて層間変形角の確認も行います。この層間変形角とは各階(1階・2階それぞれ)の地震時の変形量を割り出しそれが規定値(壁の高さの1/120以下、具体的には2.4㎝以下)となるように確認をするのです。これにより甚大な損傷が起きない確認をしているのです。

ここに実例を挙げてみます。壁量計算の場合は建築基基準法46条で壁の種類が決められていますので、それに沿って耐震補強をし、床の剛性に関しても、最高の倍率(床の強さ)の仕様を使うことで、壁量計算等を行い耐震等級3をだしてみました。しかし、許容応力度計算を行いますと、びっくりするくらいNGが出てしまいます。また、変形角も120分の1以下どころか、最大で66分の1、変形量4.38㎝となり、これは危険度判定ではBランクになります。そのうえ、基礎部分んもNGが出ますので、それを総合的に判断すると、結構厳しい結果と言えます。

私たちは、その結果を踏まえて、その一つ一つのNGを消す気の遠くなるような補強作業をしてい行きます。なぜなら、弱い部分だけを強くしてもバランスを欠くと思わぬところで新たなNGが出てしまうからです。その綱渡のような補強作業を行い全てのNGを消すことが、今回出来たのです。

住まいは、そこに住まう方の財産であると同時に社会の資産と考える時期に来ました、そういう意味でも、ちゃんとした住宅づくりをしていきたいですね。

下に、構造計算の結果のリンクを張っています。興味のある方は一度ご覧になってみてください。そしてご質問のある方はいつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

壁量計算等で耐震等級3を出した結果です。

http://www.sankei-ltd.com/boss/kaberyoukeisan.pdf

 

この状態で、許容応力度計算法のソフトを走らせた結果です。

この中で青い文字の部分が全てNGで構造計算では決して出してはならない結果です。

http://www.sankei-ltd.com/boss/shokityekku(1).pdf

 

その時の層間変形角(それぞれの階の変形量)です。

http://www.sankei-ltd.com/boss/soukanhenkeikaku(1).pdf 

 

この状況から補強をかけ、すべてのNGを消した物が次のものです。

http://www.sankei-ltd.com/boss/shokityekku(2).pdf

 

その時の層間変形角(それぞれの階の変形量)です。

http://www.sankei-ltd.com/boss/soukanhenkeikaku(2).pdf

この数値は、震度6強~7の地震時に掛る水平力の1.5倍の力が住宅に働いた時の建物の変形量を表しています。

 

最後に、この構造計算全ての結果です。482ページにわたるものです。

http://www.sankei-ltd.com/boss/kouzoukeisansho.pdf

 

2009年09月18日

カテゴリ:工務小屋

 

無責任?

先日妻が妊婦の毎月の健診に行ってきました。行く前に「これで4ヶ月目になるよ」と言われていたのでもうそんんなになるのかと思っていました。いざ妻が健診から帰ってきたら「もう5ヶ月目だって」と苦笑いで告げられ私もつられて苦笑い・・・。でもまだまだ準備する時間はあるし、赤ん坊に会えるまでの日にちが短くなったとプラスに感じています。

 

2009年09月15日

カテゴリ:武藤康浩

 

武藤康浩

最近、急に温度が低くなったような気がします。

昼は暑くて夜は寒いと言った感じで地球温暖化のせいですかね?

これからもっと冷え込んでくると思うので、インフルエンザもだいぶはやりだしているのでしっかり体調管理を整えたいと思います。

 

2009年09月13日

カテゴリ:ボスの部屋

 

木造軸組み工法の幕開け?

横山宏章

私が書きこみをしますと、いつもこういった難しい内容が多そうですが、興味のある方は、お付き合いください。

私たちは、工務店とともに設計事務所も開設しています。そこで構造計算から、確認申請書類の作成、性能表示申請図書の作成や、長期優良住宅の認定申請に至るまでにいろいろな業務を行っています。

現在は、私の他に、白木・桜井・加藤という資格者が業務にあったています。この設計業務中で、最近大きな変化が起きました。それは、我々が行っている許容応力度計算の指針が大きく変わりました。これは画期的な変化で、この変化によって、木造軸組みの許容応力度計算結果が大きく変わります。今まで、構造計算を行ってきますと耐震等級3を確保は至難の業でした。

その理由として大きなものが2つありました。その一つが梁材の接合部の低減です。材木を接合するとき、仕口という方法で木材を加工しますがその時、木を削るので強度が落ちます。それを構造計算上は一律で低減させられてきました。その結果、等級3の場合は基準法の1.5倍となりその余裕度と、低減率そして土塗り壁の面積当たりの荷重の重さから取得は非常に難しいところがありました。

もう一つは、基礎の設計にあたり、壁の脚部にかかる引き抜き及び押さえの力が大きすぎて基礎にとんでもない鉄筋量を求められてきたからです。

普通に一般で行われている壁量の計算や水平構面の検討、接合部のN値j計算による計算方法では一切出てこないこの部分の検討を加えると、今までOKだった部分が一変にNGの結果が出てきます。ですから許容応力度計算法では、耐震等級の3の獲得は至難の技だったのです。

しかし、今回の指針の改定で、接合部分は面積の割合で低弦数を設定できるようになったようです。大断面の木材を使えばそれだけ有利になると思います。

また基礎についても、構造用合板を用いて耐力壁を設けた場合は、強度が高くその分基礎の設計が厳しくなっていましたが、壁の回転の中心(反曲点高批)の設定ができるようになり基礎への負担が実情に合った形となり計算が有利となりそうです。

これらの改定により、きちんと計算をし補強をかけていけば耐震等級3の取得が詳細な許容応力度計算を行っても可能性が広がりました。

私はこういった事はなんでもいい方に良い方に考える方なので、きちんと真面目にやってこればそれを必ず見ていて応えてくれるように世の中は出来ているんだと思っています。

今回の改定はその表れではないでしょうか、私としては非常に勇気づけられるかいていでした。

 

2009年09月10日

カテゴリ:工務小屋

 

鳩吹山

先日久しぶりに近所の鳩吹山に登ってきました。秋らしくなってきたとはいえ日中はまだまだ暑いので朝早くに登ってきました。頂上はとても景色がよくすがすがしい気分になれました。

 

2009年09月08日

カテゴリ:武藤康浩

 

武藤康浩

今日は研修で長野県まで行ってきました。

片路電車で約3時間の長旅なのですが、外の景色がとてもきれいでプライベートでどこか旅にでかけたいなぁと思いました。

車で旅行もいいのですが、まだ初心者マークをつけてる自分には危険がともなうと思うので、多少お金はかかってしまうかもしれませんが遠出するときは公共交通機関を使って旅行したいと思います。(笑)

 

 

2009年09月03日

カテゴリ:工務小屋

 

新型インフルエンザ

最近またニュース等で新型インフルエンザの話題が増えてきました、私の妻は妊娠しているので余計に心配になってしまいます。タミフルやワクチンなど予防や対策についても話されていますが現在わが家では何の対策もなされていません。大流行となる前にしっかり話しあっておきたいです。

 

2009年09月03日

カテゴリ:ボスの部屋

 

懲りずに今回も

横山宏章

お久しぶりです、ボスの横山です。

またしても書きこみが空いてしまっていました。今回のテーマは「懲りもせず今回も」です。それは、今回も長期優良住宅先導的モデル事業に提案申請書を出したからです。今まで3回の公募が有りました。私たちも第2回目に応募しましたが採択されませんでした。新築部門での採択率7%の狭き門なのです、それを今回も懲りずに再度の挑戦です。ですから「懲りずに今回も」がタイトルなのです。。

具体的にこの先導的モデル事業が何かというと、

「少なくとも3世代住み続けられる家づくりと、維持管理のシステム作りに向けた業界を導くモデルケースを公募し、これを国が採択して、そのためにかかった建築費用の増額分の一部(上限200万円)までを国が補助する。」

というものです。国から出る補助金の中では破格なものでその意義の大きさを表しています。詳しくは公募の評価機関である独立行政法人建築研究所のホームページ(http://www.kenken.go.jp/chouki/index.html)をご覧ください。

そのうえ、今回は長期優良住宅の普及の促進に関する法律が6月4日に施行され、採択基準が明確になって初めての公募で、耐震性・耐久性・メンテナンス性・断熱性の4項目の採択基準が決定し、より一層狭き門となりました。だからこそ挑戦する価値があります。

私達の提案は、「土塗り壁の長期優良住宅化」です。確かに、今多くの土壁造りの住宅がありますが、これらのほとんどが今の長期優良住宅の認定基準からすると不適格な建物になってしまい、国が求める住宅のあり方に沿っていくこと、つまり、土塗り壁の伝統工法の長期優良住宅化こそがこの伝統工法を継承していける唯一の道だと考えています。

私は以前、住宅の性能評価について10年かかってやっと性能評価を受けられるようになったと書きました。今回のこの先導的モデルはその延長線上にあるものなのでこれまでと同様にあきらめずにやり続けたいと思っています。ではなぜ、これほどまでにこだわり続けてきたかを少し書きます。

私にはこのこだわりに対して常に背中を押してくれている2つの言葉があります。

ひとつは雑誌で目にした阪神大震災で住宅の倒壊で家族を亡くした方の「住宅が私達の家族の命を奪った凶器になった事を忘れない欲しい。」という言葉です。この言葉が心に焼き付いてそれで住宅の耐震化に取り掛かりました。それがちょうど10数年前だったのです。

そしてもう一つが、私が建設省(今の国土交通省)が開いた公聴会に出席した折、当時の住宅生産課の課長の、「この法律は、色々なところから圧力もある障害が多く成立に向けて大変だが、私はこの法律は火だるまになってでも成立させる」と言われた一言です。まさにTBSのドラマで放映されている「官僚たちの夏」を彷彿させる一言で今でも心に焼き付いています。

当時の私は、耐震性の高い住宅づくりを目指して自社で耐力壁を開発し、評価機関で耐力試験を受けているとときでした。その時、評価機関の責任者の方から「現行の建築基準法では認められないものだからこの試験をしても意味がない。」と言われ、その試験成績書には公的な意味をなさない「自社の技術資料とする」というものでしたでした。

そんな中、住宅の品質確保促進に関する法律について、建設省のホームページの意見公募(パブリックコメント)に意見を出したところ、公聴会に出席しないかという事になり、東京まで出かけて意見を言わせてもらいました。その後、建築基準法が改正され、仕様規定(決められたものしか認めない}という内容から性能規定(性能が実証されていれば認めていく)というように変わり、翌年再度、受けた耐力試験では「構造計算の技術資料とする」という公的に構造計算として使えるという試験成績書になりました。これで私達の開発した耐力壁を建築の現場に使っていける道筋が立ちました。

それ以来、私は公聴会開催当時の住宅生産課の課長の気持ちに応えるためにもぜひ性能表示をしていきたいと取り組み続けてきたのです。

そこで、なぜ土塗り壁工法にこだわるかというと、その工法が長年やり続けられてきた年月の長さです。以前、奥尻島の津波災害の折、昔からアイヌの人たちは、そのあたりにけ決して集落を設けなかったという話をきいたことがあります。これは先祖代々から「このあたりには昔、津波がきた」という知恵が受け継がれてきたからなのでしょう。今の私たちは各家族化して、年長者から先人たちの知恵を聞けなくなってきています。こういう時だからこそ、住宅づくりだけでも先人たちの知恵に耳を傾けた住まいづくりをしていくべきだと考えています、それが土塗り壁工法なのです。土塗り壁には少なくても数百年の歴史があり、そこには私たちが知る知識をはるかに越える先人たちの知恵の集積があるからです。

 しかし、これまでの土塗り壁のままでは、いま国が求める長期優良住宅にはなりません。今後この長期優良住宅が市民権を得て、それ自体が家づくりの中で当然とされるようになるのは間近だと感じています。そうしたとき、土塗り壁工法は建築業界から取り残されてしまいます。だからと言って、法律が悪いなどど文句をいったり諦めて何もしないことは筋違いだと私は思います。この長期優良住宅の普及の促進に関する法律は素晴らしい法律です。だからこそ、自分たちで工夫することでこの法律の趣旨にあった家づくりができるように私たちも変革していく必要があると思います。それを今回のモデル事業として提案しました。また結果が出たらお知らせしますね。

 

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