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2009年07月11日
カテゴリ:横山宏章
横山宏章
お久しぶりです!三恵住宅のボス横山です。
阪神大震災が発生し、重い瓦屋根と土壁造りの本格木造住宅は地震に弱く、冬隙間だらけで寒い家という評価を時々耳にすることがあり、本格木造住宅を誇りを持って手掛けてきた私にとって身を切られるような思いでした。
そんな中で、今からちょうど10年前、住宅の品質確保促進に関する法律が平成11年6月23日に公布され、全国一律の基準による住宅の格付けをする制度が始まりました。その画期的な取り組みに心を震わされぜひ当社の住宅を性能表示していきたいと考えてきました。しかし、わが社で開発した地震に耐える壁(耐力壁)が認められなかったり、土壁と断熱材との取り合いが上手くいかず次世代省エネ基準をクリアすることができなかったりとで知らず知らずのうちに10年の歳月が流れてしまいました。
そうした中で、あるお客様からの「三恵住宅は性能表示をしないの?」との問い掛けに萎えかけていた性能表示への情熱に火が付き、今まで取り組み解決してきた課題を性能表示に照準を絞り体系化し、昨年の年末に自社の設計スタッフのみの力で記念すべき設計性能評価の第1棟目をを受けました(性能評価申請用の設計図書を外部の設計に委託して申請書を作成してもらっていることが一般的です)。
ある程度長期優良住宅の認定基準の案が出ていましたので、それをクリアした形で、性能評価機関のハウスプラス住宅保証に評価してもらいそれ以来設計性能評価も7棟目を数え、今着工している全ての住宅に設計性能評価を受けています。
ここで、学んだことは、人間あきらめたらあかん!ということです。あきらめずやり続けていればいつか必ず報われます。それを今は実感しながら次の課題に取り組んでいます。
なぜなら性能評価には、設計に対する設計性能評価、と設計図通り建築できたかという建築性能評価があります。その建築性能評価を受けるために苦労しているのです。記念すべき第1棟目担当の検査員の方が非常に厳しく、今まで瑕疵保険の検査ですんなり通っていたことが通らず、自信を持って受けたにもかかわらず、検査のたびに指摘を受け、是正したり再計算して性能値を再確認したりと、とにかくこの1件で非常に多くの苦労をしノウハウを積むことができました。これこそがわが社独自の誰にも真似のできないノウハウの蓄積ができたと実感できています。その後いろいろな現場で様々な検査員に担当していただきましたがその検査官の方が一番厳しかったですが、今はそれすらも感謝しています。
私たち三恵住宅にとってまさに一杯の思いの詰まった住宅が稲沢で完成いたします。この住宅をぜひ皆さんに見ていただきたいです。近々完成見学会をさせていただきインフォーメーションでお知らせいたしますのでぜひご覧になってみてください。
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