
2010年01月31日
カテゴリ:ボスの部屋
横山宏章
ボスの横山です。
今日は先日の続きで、
驚愕2.岐阜県で12月に建築確認申請が出されたうちの27%が長期優良住宅だったことについてです。
少し前の10月のデータを以前耳にした時には23%でした。もうすでに4件に1件は長期優良住宅の時代になったのだと実感させられましたが、僅か2カ月の間に3件に1件が長期優良住宅になりつつあるのです。これは素晴らしい実績です。国土交通省の方たちの頑張りに敬意を表します。
ただ、そのうち地元工務店の割合は何パーセントだったと思いますか?たったの2%です。つまり地域密着で「地域の皆様に本当にいい物を建てていますよ」と言っている私たち工務店が全体の着工件数の僅か0.46%しか長期優良住宅の認定を受けていないのです。言っていることとやっていることが違いすぎませんか?
私は正直言ってこのことが非常に残念で仕方がありません。本気になってやろうとすれば出来ないことではないのです。なぜなら私が手掛けている住宅は、昔ながらの木造建築で土壁づくり、外も中も柱を表わしで、断熱性能を上げることが非常に難しい工法を行っているにもかかわらず長期優良住宅の認定基準をクリアすることに成功しています。実際色々なセミナーに参加して多くの種類の断熱メーカーさんに私たちの工法でも次世代省エネルギー基準をクリアする方法はないかと聞いてもまず「無理でしょう」という返答しか返ってきません。しかし、私たちはあきらめず出来る方法を考え続けてきました。そしてやっとその答えが見つかり次世代省エネルギー基準をクリアした性能評価を得ることができたのです。
長期優良住宅の住まいづくりは、私たちが社会貢献でる一番有効な取り組みなのです。「良い物をきちんと作って長く大切に使う」、住宅もそういう時代になってきました。そしてこの取り組みが、夏涼しく冬温かく快適に住んでいただきながらCO2削減にも貢献できるのです。地元工務店はなぜそれに取り組もうとししないのでしょうか?
すでに3件に1件は長期優良住宅となりつつあるこのときに、本気で自分たちの家づくりを省みて進歩させないと時代から取り残されてしまいます。そうならないために、私たちが率先してお客様に長期優良住宅をお勧めする会社となれるように努力すべきです。本気でやらないと、私たちが手掛ける伝統工法の住宅は、後世に残していけません。伝統工法は数百年という厳しい時間の波に洗われてなお受け継がれてきた良さがあるのです。その時間経過とともに伝統工法もすこしづつ変化してきたはず。ですから生き残ってこれたのです、これはすべて先人の方たちの努力の結晶です。その努力の上に私たちがあぐらをかいて何もしなかったら、それは先人の方たちの努力を食いつぶしているだけにすぎません。今こそ私たちは本気になって、土塗り壁の伝統工法を残していく努力をすべき時期にきているのだと思います。
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